木魚歳時記第4214話

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 左のこの有様に対して、右は皮のついたままの丸太小屋で、これは殿上人の組であったが、小ざっぱりした舞人の装束であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)871

      寺の子の綽名は坊主烏の子  綽名(あだな)

 「ボクの細道]好きな俳句(1957) 岡本 眸さん。「音立てて鉄扉下り来る雛の前」(眸) 安全な処で孵ったカルガモたちは、近くの川へお引っ越しです。テレビで見ました。どうやら、警官の交通整理まで出て、毎年の風物詩のようでもありました。世の中なんとかなるものです。わたしたちもがんばらなくては・・さて、ボクは、子どもの頃、みんなから、坊主(ばうず)と渾名(あだな)されました、坊主の子ですからそれはあたりまえと思っていました。

  ゑ(得)てみれば、
  をやのをじひがこころにあたる。
  あたるをじひが、なむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)