2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

木魚歳時記第4968話

後編(8) 安心起行(あんじんきぎょう) 極楽往生の ためには心と 修行とを一致させよ。 往生大要修 青色法然上人お言葉 おおよそ極楽極楽往生にかぎらず、聖道門の悟りを求めるときにも、心と行を(ともに)備えるべきだといわれてます。善導大師さまは、…

木魚歳時記第4967話

後編(6) 念仏付属(んぶつふぞく) 釈尊は『観経』で 様々な往生行を説かれたが、 最後には弥陀の本願である 念仏を弟子に託された。 勅伝第25巻 青色法然上人お言葉 釈尊は『観無量寿経』の中で(「極楽往生のための修行として、精神統一して行う)定…

木魚歳時記第4966話

無上功徳 後編(5) 無上功徳(むじょうくどく) 念仏は一遍でも無上の功徳となる。 自分に功徳が無くても 念仏による往生を疑ってはならない。 念仏往生義 青字 法然上人のお言葉 善導大師は「自分んは善い行いをごくわずあかしか積んでいないと信じて、本…

木魚歳時記第4965話

後編 特留此経(とくるしきょう) 念仏の教えは、 遠く末法一万年の後百年まで、 広く五逆の罪人をも救う。 青字 法然上人お言葉 『無量寿経』(むりょうじゅきょう)の末尾に、「三宝が滅びた後の人々もわずか一度の念仏で往生する。」と説かれています。さ…

木魚歳時記第4964話

後編 助正分別(じょしょうぶんべつ) 往生行は正行・雑行に分かれ、 五種正行は、 正定業(しょうじょうごう)である 念仏と念仏以外の助業(じょ ごう)とに分かれる。 大胡太郎へ遣わすご返事青字 法然上人のお言葉 浄土に往生するための行(ぎょう)につ…

木魚歳時記第4963話

後編(6) 念仏付属(ねんぶつふぞく) 釈尊は『観経』で さまざまな往生をお説かれたが、 最後には弥陀(ミダ)の本願である 念仏を弟子に託された。 伝第二十五巻 青色 法然上人のお言葉 今、釈尊の教えに従って往生を求めるのは、釈尊のご遺志に従うのが…