舞いおわって帰ろうとする時、院は殿上人を御使いとして御前に維盛(これもり)をお召し寄せあそばされたものであった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)890
雑巾の中に百足の確か居る 百足(むかで)
「ボクの細道]好きな俳句(1975) 岡本 眸さん。「白き息賑やかに通夜の線路越す」(眸) お隣の在所に住まわれる知人の通夜でありましょうか? シグナルが赤のランプで、ふと、立ち止まるとレールの向こう側に渡るのが恐ろしいような・・おもわず吐息が深くなる作者です。さて、昔は、百足(むかで)をよく目にしましたが今は? ボクは、一度、噛まれたことがあります(笑)。
せかいををがむ、なむあみだぶつ。
せかいがほとけ、なむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)