2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

木魚歳時記第4937話

前扁(18) 自身 安穏(じしんあんのん) 念仏者は、常日頃、 念仏第一と考え、 念仏し易い環境を整えよ。 この世の過ごし方は、念仏を称えやすいようにして過ごすべきです。念仏の妨げになるようなことは厭い捨てるべきです。自分が支えられて自分が念仏…

木魚歳時記第4936話

前扁(17) 易行往生(いぎょう往生) 念仏は多くの意味を伴うが、 南無阿弥陀仏と称える中に すべてこもっている。 努めて心を清くして念仏せよ。 念仏の行は口に名号を称え、手には数珠(じゅず)繰(く)るだけです。これで極楽往生が叶(かな)うこの…

木魚歳時記第4935話

前扁(16) 他力念仏(たりきねんぶつ) 他力念仏・自力念仏の分かれは 回数のよらず、 本願他力によるか 頼らないかによる。 千遍万遍を称(とな)え、百日千日、昼夜に励み努めても、ひたすら(阿弥陀仏の)願力を頼(たの)みとし、他力を尊ぶ人の念仏…

木魚歳時記第4934話

前扁(15) 信行双修(しんぎょうそうしゅう) 念仏は一遍でも 往生できると信じつつ 一生涯勤めよ。 信心については「一念で往生できる」と信じ行については、生涯続けて励むべきです。「一念では(往生が)不確かだ」と思うならば、一声一声の念仏が、不…

木魚歳時記第4933話

前扁(14)専修念仏(せんじゅねんぶつ) 念仏は 生まれつきのままに 修めればよいが、 努めて悪を 改めるよい。 善人は善人のままで念仏して、生まれつきのままで念仏する人は、阿弥陀仏の御心(みこころ)適うということでしょう。「ああだろう、こうだ…