2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

木魚歳時記第4928話 

前扁(9)安心(あんじん) 念仏者の心がまえは、往生を願い、 念仏すれば阿弥陀仏がお迎え下さると 信じる以外にない。 それが自然三心となる。 「阿弥陀仏」(あみだぶつ)が迎え下さると信じて、念仏、すなわち「南無阿弥陀仏」(なむあみだぶつ)を称(…

木魚歳時記第4927話 

前扁(8)万機普益(ばんきふやく) 浄土宗が他の宗に勝り、 念仏が他の宗により優れているのは、 万民を救済する点にある。 浄土一宗が他の諸宗に勝り、「南無阿弥陀仏」(なむあみだぶつ)の実践が、他の様々な修行より優れているということは、末法の時…

木魚歳時記第4926話 

前扁(7)諸仏証誠(しょぶつしょうじょう) 六方 の諸仏が教えの正しさを証言しておられるから、 念仏して弥陀の本願、釈尊の付属、諸仏の守護を、 一身に受けよ。 衆生の往生は、弥勒菩薩(後のアミダ仏)の「四十八願」により導かれます。しかし、「四十…

木魚歳時記第4925話 

前扁(6)五劫思惟(ごこうしゆい) 法蔵菩薩は、 「一切衆生を平等に浄土に迎えるため、 「私の修行の功徳を 南無阿弥陀仏の六字にこめて 人々に考えさせよう」 と決意された。 法蔵菩薩(後のアミダ仏)は、衆生が浄土往生する筋道についてお考えになりま…