木魚歳時記第4672話

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 陳和卿は人相をよく見る人であったか、それとも義経に対する頼朝の仕打ちについての世評(当時義経にに対する世上の同情は衣川の戦死以来また一段と昂(たか)まっていたから)でも耳にしていたものか、それとも異邦人で他国の権威におそれず、まtいつでも本国に逃げ帰れる立場にあったからでもあろうか、
(佐藤春夫『極楽から来た』)1309 

           本尊は秘仏に御座す薬喰  

  「ボクの細道]好きな俳句(2409) 矢島渚男さん。「花火師か真昼の磧歩きをり」(渚男) 「磧」(しゃく)とは河原のことです。夕刻から花火大会が行われるのでしょう。その準備の「仕掛け」で忙しく河原を歩き回る・・あそらく花火師にとっての正念場かも知れません。さて、ボク自身に、こんな「正念場」はあったでしょうか? ありました。毎日、今でも夢に出ます(汗)。

わがこぼす
白き飯つぶひとつひとつ
とりてふくます母は笑いて
(北原白秋)