木魚歳時記第4254話
この邦綱というのは院の側近ではあるが、また清盛のお太鼓持ちを兼ねて、疑えば清盛の院に潜入させたスパイかとも思える人物である。
(佐藤春夫『極楽から来た』)911
ひまわりのどこまでのびるかわからない
「ボクの細道]好きな俳句(1996) 池田澄子さん。「セーターにもぐり出られぬかもしれぬ」(澄子) セーターの配色を考えてから、髪のセットに出かけたい・・当然そうあるべきでしょう? さて、そんな単純な作品でしょうか? 誰でも、ふかふかしたセターに埋もれ、「いつまでもこんな幸せな気持ちで居たい」「幾度かそんなチャンスを逃してきた」「今度ばかりはこのチャンスを逃すわけにはゆかない」! 嗚呼
をてらまいりわ、あじ(味)まいり、
なむあみだぶの、あじをもろをて。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)