院のおん嘆きもさることであるが、もっとおんいたわしいのは高倉天皇で、身は六波羅の里内裡に平氏の人質のようになって、おん母后のお見舞さえ御意にまかせぬ。清盛は主上を召し上げられるのをあそれて行幸させ奉らないのである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)912
怖ひほど青鷺ぬつと目交に 目交(まなかひ)
「ボクの細道]好きな俳句(1997) 池田澄子さん。「旗日とやわが家に旗も父も無し」(澄子) 一転、これはシリアスな・・ようするに、よくわかりませんが、どこの家にも、「父」が居て、どこの家に[「国旗」を揚げる習慣があり、家系とか町内が存続してきた来た・・というのです。
なんとなく、なんとなく、み(身)をたすけ、
なんとなくこそ、なむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)