第二十章 白山事件(一)院の方でも平家でも互いに利用し助け合った協調的な数年の頂点が後白川院五十賀であった。それといのも建春門院が有力な紐帯(ちゅうたい)となっていたせいかもしれない。というのは門院の崩去と一しょに、遠く潜在していた疾病が発…
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