西光の二子師高、師経は改めて死罪とされ、反対に明雲の流罪は取り消されて、後に清盛にによって再び天台座主に直った。これらの処置は院と清盛との談合の結果で、この時、院と清盛とはまだ全面的に決裂していなかった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)992
神山の社家に生れし酢茎漬 神(こうやま)
「ボクの細道」好きな俳句(2082) 波多野爽波さん。「おでん煮えさまざまの顔通りけり」(爽波) 「さまざまな顔」を見ているのは、おでんを食べている作者? それとも、おでんを作る店の人(目線)? ボクは前者だと思います。俳句は短詩形ですから、読者はいろんなことが想像できるから楽しい。
あさましいはわ、わがたから(宝)、
こころしらせて、なむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)