しかもその道筋を兼実につくらせたのだから丹後局というのはよくよくの悪
らしく、兼実が憎々しげに法皇の愛妾(あいしょう)なりと日記に記していたのも無理はない。その後、間もなく第一皇子為仁(ためひと)新王が立太子あった即日、ご鳥羽天皇ががご譲位あらせて、おん年四歳の新帝、土御門(つちみかど)天皇が受禅(じゅぜん)あらせた。(佐藤春夫『極楽から来た』)1276
さつきからついウトウトと竈猫 竈猫(かまど)
「ボクの細道]好きな俳句(2374) 田中裕明さん。「みづうみのみなとのなつのみじかけれ」(裕明) 「ひらかな」だけの俳句。これは沢山あるでしょう。裕明さんの作品らしい感触が感じられて好きな作品です。飄々(ひょうひょう)とした、裕明さんならではの「ひらかな」作品だから好きなのです。
もし最初成功しなかったら、
試みよ、再び試みよ。
(ヒクトン)