木魚歳時記第4646話

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 その翌年の二月十九日、兼実は父忠通の忌日法要に法然を招じた。
 兼実はもとから求道心の深い人で、今までにも、仏厳、覚智、貞慶(じょうけい)、明恵、さては舎弟の慈円などに道を聞いていたが、一度法然を知って以来は、法然でなければ夜も日も明けないような気持ちで、こう道楽のように受戒するのもただ上人を召す名目で、実は上人の温容に接したいのであった。(佐藤春夫『極楽から来た』)1285

          突然の愛宕隠しや雪時雨   

 「ボクの細道]好きな俳句(2383) 田中裕明さん。「白魚のいづくともなく苦かりき」(裕明)  掲句の作者の気持ちがわかります。というのは、ボクも白魚の「踊り食い」はできません。飲み込む時を想像すると・・アホや(笑)。

魂に恥じない行為をする、

それが喜びになります。

(マザーテレサ)