木魚歳時記第4641話

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 衰えて行った神護寺の復興を企て、寄付を強請して法住寺殿で悪口雑言をほしいままにして獄に投ぜられ、ゆるされて後にまたもや目にあまる狼藉の果てに伊豆に流されると、その地の流人頼朝を扇動して奮起せしめ、頼朝が成功の後、彼は頼朝によって神護寺復興の所願を果たし、さらに東寺の修復をも遂げた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1280

        あと五分じつとこのまま竈猫  竈(かまど) 

 「ボクの細道]好きな俳句(2378) 田中裕明さん。「なんとなく街がむらさき春を待つ」(裕明) 「街がむらさき」とは。骨髄白血? で闘病中の作者としてみれば、期待できそうもな新薬に託される気持ちが伝わり切なくなります。

この世では
大きいことはできません。
小さなことを、
大きな愛でするだけです
(マザーテレサ)