木魚歳時記第4412話 

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 頼政父子、仲綱も兼綱も弓を引くには邪魔だと兜もつけないで出陣して奮戦した。わけても兼綱の矢は百発百中、八幡太郎のの如しと敵を怖れさせた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1062 

      冬の夜は河原のむせび響きたり      

 「ボクの細道]好きな俳句(2152) 波多野爽波さん。「やどかりの中をやどかり走り抜」(爽波) ほんとうです。いつか、テレビで「やどかり」の貝殻から別のカラにうつる様子を見ました。自然の営みは偉大です。

花 無心にして 蝶を招き
蝶 無心にして 花を尋ねる (良寛禅師)