木魚歳時記第4390話 

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 頼政は次男の兼綱にも全く知らせないで置いた。さればこそ兼綱は三条高倉第へ踏みこんでむごくも王の二児を捕え帰ったのであった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1040

      春浅し僧に仕へし僧の妻

 「ボクの細道]好きな俳句(2130) 波多野爽波さん。「暗幕にぶら下がりゐるばつたかな」(爽波) 夏休みの頃、小学校の校庭で、地域の映画鑑賞会がありました。薄暗いクリーンにバッタが一匹、止まっていた。さて、お料理のコツ(その4)。「ハレ(晴れ)の料理は綺麗な姿が第一です。お料理屋さんは、あなたの健康なんて考えてくれない」→ 句作のコツ。

  あさましや わしがこころはあくみずで
  どこをほりても あくみずばかり
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)