清盛からは重盛の取次で中宮に道風筆の『古今集』を奉り、院からはこの賀に対する一族の尽力を多とする陰宣にそえて御使は白銀の箱に金百両を西八条の清盛別邸にとどけさせた。 七日は雨天、人々はおん賀三日間の晴天を慶賀した。(佐藤春夫『極楽から来た』…
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