木魚歳時記第4839話

 さて滅後はその廟所を青蓮院領として管し、専修念仏を停止してその徒を天台宗に還さんことを巧みに策し、専修念仏の徒をして法然廟を占有せしめず、浄土の一宗を永く天台に寄寓化していわゆる寓宗の状態に置き、遺跡大谷寺知恩院を足利末期に至るまでも、なお、青蓮院の安堵下(あんとか)にあらしめて実情は数々の青蓮院文書、知恩院文書、百万遍文書の諸群によって明らかに証明し得るという。
(佐藤春夫『極楽から来た』)

         始まりも終わりも見せぬ流星

 「流星」(ながれぼし)は秋季となります。(目にするのは)夜間の一瞬のできごとですから・・ぼくは、病院の窓(8階)から「流星」を目にしました! ところで、ぼくのわがままで、今は、寓居から出ないので、外(そと)のことはよくわかりません(汗)。