木魚歳時記第4805話 

 これらは天台の学生、真言の行者、もしくは諸経を持し神咒(じんじゅ)を誦しまたは念仏以外の前根を造る者に対する光明で、仏の光明が真っ直ぐに来てこれを照らし浴せしめているのは専修念仏の衆ばかりであるのを示したものを非難攻撃しているので、まるで子供の喧嘩に類する言い分である。ほかの八ヶ条もむやみと声を大きくして騒ぎ立てたものである。それにしても叡山の奏状が念仏を亡国の衰音と称して源平の争乱まで念仏流行のせいとこじつけたよりは、まだしも具体的な攻撃かの知れない。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1439

       炎天や近くて遠き解脱門  解脱(げだつ)  

 2年前(83歳)は、救急車のお世話になりました。相棒にはとてつもない身心ともに苦労をかけました。感謝しています! 後で知ったことですが・・その時は少々<危なかった(汗)。忘れたように、今、わがままに暮らさせさせて頂いてます。合掌。