木魚歳時記第4508話  

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 一門の末路を察知した二位尼(清盛の妻時子)は八歳の幼帝安徳を抱き奉って潮流のなかに身を投ずると、幼帝の御生母建礼門院をはじめ、知盛、教盛、経盛らの諸将も相ついで海中に没したなかで、宗盛、清宗の父子は生きて捕えられ、門院は海中から半死で救い出された。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1153

     夏の川浅葱色して流れけり 浅葱色(あさぎいろ)    

 「ボクの細道]好きな俳句(2247) 飴山 實さん。「田を植ゑしはげしき足の跡のこる」(實) ボクは、もちろん、田植えの体験も見学もしたことがありません。ですから、想像して云うより外ありません。しかし、作品の状況は十分に理解できます。耕運機の普及した今となれば、それは別の話となります。

ありがとう‘という言葉が
物の大切さを教えてくれる
(石川 洋)