木魚歳時記第4686話

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 その時、範頼は、
「たとえ、兄上にに万一の事があろうとも、ここの範頼がひかえて居る以上、幕府は安泰です。ご心配は決してご無用」
 といったのが、無事に帰って来た頼朝には気に入らなかった。頼朝には範来が幕府を奪おうという下心あるように聞きなされたという。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1323

      空っぽやこれぞ伝家のすつぽん鍋  空(から) 伝家(でんか)

 「ボクの細道]好きな俳句(2423) 矢島渚男さん。「子を走らす運動会後の線の上」(渚男) 我が子のことは必死です(汗)。さて、ボクは、最近、4ch「プレバト」を見るのが楽しみです。とりわけ、夏井いつきさんの句評・添削が明快で好きです。納得して番組を観ています(笑)。

  なむあみだぶつに、こころまるめて、
  ごおんうれしや、なむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)