「何人でも、よしそれがどれほどの悪人であっても、もし弥陀を信じ、一称たりとも念仏すれば、弥陀の本願によって必ず極楽に生まれずには措(お)かない」
という彼の持論を平談俗語で説き、
(佐藤春夫『極楽から来た』)1254
おごそかに三度寝したりばったんこ
「ボクの細道]好きな俳句(2352) 摂津幸彦さん。「美しき腰遅れつつ輪廻せり」(幸彦) 『美しき腰」とは、もうドキドキします。これをアイススケートの一場面と見るか、また、別の妄想を思い浮かべるか? それは読者の領域です。ですから俳句は楽しい。
わが心いたくきづつきかえりきぬ
おれしや家に母おわします
(吉井勇)