木魚歳時記第4559話

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 なお、その上にこの平家の作者が冒頭の「祇園精舎の鐘の声、沙羅双樹の花の色」と書いたのか、この双句の後に、すぐつづけて「遠く異朝をとぶらへば」の一句で出直したのを見れば、ここの鐘の声や花の色の方は決して必ずしも遠く天竺のものを指すのではないのは明らかである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1199

        たちまちにもとの形に水馬 水馬(あめんばう)

 「ボクの細道]好きな俳句(2298) 安住 敦さん。「凭らざりし机の塵も六日かな」(敦) 凭(もた)れるとは? 使用しない? ところで、ボクの水馬(あめんばう)の俳句を作り変えました。リフレインは文字数が無駄? こんな時<副詞>を登場させると有効です!

執らわれだすとさがしてまで
心配したくなる
(石川 洋)