2018-10-15から1日間の記事一覧

木魚歳時記 第3581話

と、うす霞むなかへ進み入る馬を遠く見送りながら、「あの者は、山に三十人あまりの僧兵のうちの頭立つもので、勇気もあり、心利いて、それに九州から来たのだから旅慣れてもいる」(佐藤春夫『極楽から来た』)284 いつかまたもとのかたちにあめんばう 「ボ…