木魚歳時記第4555話  

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 覚一本のこの段の材料は、法然の最古の弟子信空が、原平家の作者に与えたものに相違あるまい。
 今わたくしのいう原平家の作者とは『つれづれ草』が平家の作者と伝える信濃前司行長のことであるが、彼司行長こそは藤原行隆の子で、実に信空の兄なのである。(佐藤春夫『極楽から来た』)1195

         くるくるともとの形に水馬 

 「ボクの細道]好きな俳句(2294) 安住 敦さん。「春昼や魔法の利かぬ魔法壜」(敦)「魔法の利かぬ魔法壜」が、なんとも艶っぽい! さて、水馬(あめんぼう)の俳句(らしきもの)は、ますます、散文的になります(汗)。ところが、文書を「練る」コツは少々進化した気もします(汗)。

花を見る時は
タネをまく時である 
(石川 洋)