木魚歳時記第4436話  

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 この時、法皇は清盛の別荘に居られたとは名ばかりで、実は、清盛の別荘の庭の一隅に外部との交渉を断つ頑丈な木柵の中央に狭い板囲いの小屋を設けたなかに幽閉し奉った。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1085
       
       鈍色に残雪宿し奥比叡

「ボクの細道]好きな俳句(2177) 桂 信子さん。「川半ばまで立秋の山の影」(信子) 秋の日の暮れは「つるべ落とし」、谷や沢に秋の影が迫る速さと深さは、夏の頃と比較になりません

日常のおつとめ(浄土宗の場合)8  八番目は「別回向」です。お仏壇とか、日常のご先祖のご供養に「戒名」(かいみょう)を唱え「別回向」の喝文(げもん)をお唱えします。誦経のご利益(りやく)をご先祖のご供養に振り向けるのです。
 
       『別回向文』・ 十念