それにしてもあまりの急な事に、百官は狼狽し、女房などは泣き出す、福原に着いてみても宿るべき家もなく、路傍に宿泊するという有様で、もちろん内裏とてもないから、天皇(安徳)は頼盛りの、上皇は清盛の、法皇は敦盛りのと、それぞれに平家の別荘の主なものを仮の御所にあて、里内裏の造営を周防(すぼう)に課した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1081
凍えるなあ霧が深くて冷たくて
「ボクの細道]好きな俳句(2173) 桂 信子さん。「夜空より大きな灰や年の市」(信子) 年の市で旧年のお札(ふだ)やお守りの類をまと向て「お焚き上げ」をする場面でしょうか?
日常の勤行(おつとめ)6 六番目は「回向文」(えこうもん)をお唱えいたします。お経を読んだ功徳を極楽往生の為にふり向ける心でお唱えしましょう。ご先祖の年忌などには「別回向文」(後述)をお唱えいたします。 十念(念仏十遍)