木魚歳時記第4429話   

f:id:mokugyo-sin:20210303074332j:plain

 第二十三章 大仏殿炎上

 (一)以仁王挙兵の時からその意嚮(いきょう)は見えていたが、討伐軍が勝利の五日のち五月三十日、清盛は福原遷都を発表した。公卿や百官に不満の色があったのも顧みず、性急にも六月二日の卯の刻(午前六時)には、天皇(安徳)、法皇(後白河)、上皇(高倉)や中宮(建礼門院)に福原への渡御を促し奉ってこれを断行した。未曾有の事態である。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1078

       春分や夕日の中の仏かな      

 「ボクの細道]好きな俳句(2169) 桂 信子さん。「眼帯の朝一眼の濃山吹」(信子) 作者は眼を悪くされ? ですから眼帯をして山吹の花を・・いくら山吹が豊艶に咲いても、とうてい鑑賞できない。健常のありがたさがわかります。

 日常の勤行(おつとめ) 3 三番目に唱えるのが、「四奉請」(しぶじょう)の偈文(げもん)です。 諸仏・諸ボサツさまによる、わたしたちの「おつとめ」の道場護持を祈念しつつ唱えましょう。