業房は越前守成度(まさのり)の玄孫であるが、鹿谷の陰謀に連座して捕えられたのを法皇の懇請によって釈放された一人であったが、その翌々年春の除目(じもく)には正五位下左衛門に取り立てられ世人の耳目を聳(そばだ)てしめた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1017
ゆく年を爺と婆とでありがたう
「ボクの細道]好きな俳句(2107) 波多野爽波さん。「ちぎり捨てあり山吹の花と葉と」(爽波) どうしたのでしょう? 何かの異変が起こったのでしょうか? それにしても「ちぎり捨て」とはショッキング。さて、この一年間に、ボクにも、いろんなショッキングなことが起こりました。それでも、今、ブログをアップできています。仏さまのご加護のお陰です。ありがたいことです。
わしが阿弥陀になるじゃない。
阿弥陀の方からわしになる、
なむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)