木魚歳時記第4406話 

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 (四)今までとかく挙動不審に思われてあ頼政が知らぬ間に居なくなり、同時に高倉宮も姿を消していたので、さてはと気がつき重衡、惟盛らが急にそれを追撃した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1056

      北海の流氷いまだをさまらぬ       

 「ボクの細道]好きな俳句(2146) 波多野爽波さん。「鳥の巣に鳥が入つてゆくところ」(爽波) 給餌で巣に戻る親鳥の後ろ姿を、ローアングルで描いた完璧な作品です。ああ、ボクもこんな作品を一句でも作りたい! 

  たすけられ わしのこころをたすけられ
  なさるわ明ごさ(名号)さまよ
  ごんうれしやなむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)