木魚歳時記第4396話 

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  競は渡辺党でも屈指の者で、「大力の剛の者、強弓の精兵、二十四の矢にてまず二十四人をお殺さんず」と評されたが、六波羅の宗盛邸の裏路地に極近くに住んでいた。疑えば頼政の密偵であったかも知れない。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1046

      初場所に底の抜けたるいい男

 「ボクの細道]好きな俳句(2136) 波多野爽波さん。「冬ざるるリボンかければ贈り物」(爽波) 「頂戴したものですが・・」そのように言葉を添えてリボンで飾れば(身内なら)気の利いた贈り物となる(汗)。さて、「吾(われ) 唯(ただ) 足(た)ることを 知(し)る」。つまり「知足」(足ることを知る)のことです。これは石庭で有名は竜安寺の蹲(つくばい)に彫られています。

  あみだのほを(法)を信づべし、
  あみだの法こそなむあみだぶつ、
  わしがごくらくなむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)