この点は後白川上皇が歌謡に熱中して、「声を破ること三度、二度はかたの如く歌い交わして声の出るまで歌い出し、あまりの無理をしたため、のどがはれて湯水も通らなくなtったのを、用心しながらも歌いつづけて五十日百日の歌修行をはたし、千日の歌まで歌い通し、昼は歌わぬ時もあったが、夜は歌い明かさぬ夜とてはなかった」というのと性格的には似通ったところがあってお互いに共鳴するところが多かったのであろう。叡空はこれを知って法然を院に参じさせたのであった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)770
化野に膝から溶ける雪仏 化野(あだしの)
「ボクの細道]好きな俳句(1850) 今井千鶴子さん。「昔より美人は汗をかかぬもの」(千鶴子) ふむ。美人とはそんなものでしょうか? たとえば、極端に言えば、女性は「おなら」をしない! 男は、女性を美化しすぎるから困ります。そこから生まれる、男性の、女性に対する「勘違い」がなければ・・世の中ずいぶんおだやかになるのでは?
ありがたい。
ほんま(本當)のことに、させてもろをて、
ごんうれしや、なむあみだ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)