法然がはじめて山に上がって来た翌久安三年の春から夏にかけて僧兵どもが騒いで田舎出の少年法然を驚かした事件があって、その紛争の結果、越前の白山が叡山領となったのを読者はまだ記憶しているだろうか。
(佐藤春夫『極楽から来た』)916
掻き氷赤い髪した女の子
「ボクの細道]好きな俳句(2000) 池田澄子さん。「雁来紅弔辞ときどき聞きとれる」(澄子) 「雁来紅」(秋季)は、雁が渡ってくるころに、葉が美しく染まるところからその名があるそうです。ですから、「葉鶏頭」(はげいとう)の傍題となります。雁来紅の如くあでやかであった故人も亡くなられた.
今は,唯、むなしいかぎりでっす。
なむわ、わたしで、あみだは、をやで、
これがろくじの、なむあみだぶつ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)