木魚歳時記 第3968話

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 小侍従の心はとくに都に来ていたのは事実であろう。しかし果たして実定をしのぶ心であったかどうかは何人にも、おそらく小侍従自身にもわからなかっろう。実定の弟らしい大炊御門(おおいのかみ)の少将だの、内大臣久我雅道(まさみち)だの、平経盛、さては左衛門督しげのり、前左衛門督公光だのが実定のいわゆる「秋の宮の木の実」をさそう「四方の嵐」であったからである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)643

       赤い鳥赤い実食べた茅舎の忌

 「ボクの細道]好きな俳句(1716) 与謝蕪村さん。「菜の花や月は東に日は西に」(蕪村) 超、有名句です。
      

      正しい考えを持ち 学んでそれを増やすように努める
      これが「世間の灯」というものである
      どこに生まれても 福は千倍になり
      最後まで悪いところろに墜ちることはない(ブッダ)

 小蜂(こばち)1  いくらなんでも、それでは自慢の腰が台なしになる。