木魚歳時記 第3973話

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  ところが『建礼門院右京太夫集』には小侍従が平家の公達と桜狩りをしてのち右京太夫に寄せた一首が出ているが、その時の桜狩りの人々なかにはたしかに忠度も加わっていたた。浮名は必ずしも事実でなかったともいいきれまい。
(佐藤春夫『極楽から来た』)648

       マドンナときっぱり別れ柘榴の実  柘榴(ざくろ)

「ボクの細道]好きな俳句(1721) 与謝蕪村さん。「さしぬきを足でぬぐ夜や朧月」(蕪村) 景が見えます。
      
      自ら自分が目覚めていることを知っているのが

      仏弟子である
      いつも昼夜に
      仏・法・僧(の三宝)を思うべきである(ブッダ)

 蟋蟀(こおろぎ)4 ひと息つく。
それから例のちっぽけな懐中時計を出して、ねじを巻く。
すっかり片付いたのか、それとも時計が毀(こわ)れた のか、彼はまたしばらくじっと休んでいる。