木魚歳時記 第3959話

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 だから讃岐をも正室から生まれたとすれば、正室は頼政より早く身まかったとしても、しばらくは同棲の後であったと思われる。その後、頼政には少女時代から引き取って育てていた女を妾として家に置いた様子である。
(佐藤春夫『極楽から来た』)634

      短日や雲がちぎれて飛んで行く

「ボクの細道]好きな俳句(1707) 松尾芭蕉さん。「閑さや岩にしみ入蝉の声」(芭蕉)  超有名俳句です。
      
      もし仏と法と僧団に
      帰依する者があれば
      仏の説く 四つの真理により
      正しい仏道を 実現するだろう(ブッダ)

 毛虫(けむし)1 彼女は、暑い間かくまってもらっていた草の茂みから這い出して来る。まず、起伏の続いている砂道を横切って行く。用心して、途中で止まらないようにしながら、植木屋の木靴の足跡のなかでは、いっとき道に迷ったのではないかと心配する。