木魚歳時記 第3956話

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 (二)頼政と小侍従との交渉は、仁安元年、中宮亮重家家歌合せで二人が同席した時からはらじまったものであろう。それならば小侍従四十五歳、頼政は六十三歳の老である。
もっと早くはじまっていたかも知れない。というのは頼政の女の讃岐は、
(佐藤春夫『極楽から来た』)631

      立ちつくす子安地蔵や暮の秋

 「ボクの細道]好きな俳句(1704) 松尾芭蕉さん。「物言へば唇寒し秋の風」(芭蕉)  超有名な作品です。
      
      裸形になって 髪を切り
      いつも 草の衣を着て
      沐浴して 岩に座すとも
      煩悩は どうにもならない(ブッダ)

蟇(がま)6 それはそうと、昨日、私はすっかりしくじってしまった。というのは、先方のからだを見ると、疣(いぼ)がみんな潰(つぶ)れて、醗酵(はっこう)したようにぬらぬらしていた。そこで私は・・