木魚歳時記第4730話

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 研究者の意見によればこの一首は作者の最晩年正治二年以降の作と推定されている。
 ある夕、この歌は女房が内新王の病状を報じた手紙と共に、東山吉水(きっすい)僧庵の法然にとどけられたものでなかろうか。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1367

           もういちど兎抱きしめ卒園す

 やはり、NHK俳句(日曜)。正木ゆう子さんに選ばれ(2席) ました。ぼくは、犬とか猫だけでなく、鳥とか虫とか「生きもの」に興味を持ちます。それと、正木さんの作品「いま遠き星の爆発しづり雪 」「 水の地球すこしはなれて春の月」は脳裏から離れません。正木さんに選ばれた時は嬉しかった。