木魚歳時記第4789話

 例えば、法然がその僧庵に戒律風なものの発生を嫌ったのも、末代の社会状況と人間の本姓とに鑑みて、衆生のために病人におかゆを与えるような親切な心づかいから聞こうとする易行門に、聖道門風なものが入り込んで衆生のために道をふさぐのを警戒したので、云うまでもなく、決して放縦な乱行を好しとしたものではなかった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1423

         短日の今日一日が暮れて行く   

 日の暮れがずいぶん遅くなりました。とはいうものの・・やはり、あっという間に「今日一日」が終わってしまいます。こなことでこれからどうしましょうか? 夫婦が、お互いに、有効な時間んを満喫するには工夫がいるようです・・ぼくは、このブログを今しばらく継続するつもりでいます(笑)。