木魚歳時記第4729話

f:id:mokugyo-sin:20220319163533j:plain

 今仮に詠み人自身を客観的に詠んだものと解けば、
「この人間(わたくし)の苦しい生涯も多分は明日までつづきますまい。おたずね下さるおつもりがあるなら今夜のうちにおいで下さい」
 とこういう意味でもあろう。(佐藤春夫『極楽から来た』)1366 

            ふらここや到達点は俺のもの

 引き続き「ボクの細道」を休刊といたします。さて、昔、fax・俳句大会(NHK)に応募をいたしました。なんとか、一次の予選(金子兜太さん)を通過しました。小躍りして喜びました! ところが、2次選で精査の過程で「ふらこ」の誤記があると指摘され、もちろん「ボツ」となりました。嗚呼。これからも、この『木魚歳時記』ご笑覧ください。