木魚歳時記第4716話 

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 平治元(1159)年十月二十五日から嘉応元(1165)年七月二十六日まで十一年間、斎院をなされ、十歳に足らぬ童女のころからの奉仕を十八歳で病気のため退下された。その時、壮年の法然がおん父御白河院のお招きを受けた師叡空のに代って授戒のことは既に記した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1353

                  しばらくは眠りの中に浮寝鳥

 「ボクの細道]好きな俳句(2453) 矢島渚男さん。「秘湯なり纏はる虻と戦つて」(渚男) 温泉に虻(あぶ)が出るとは? ボクなら、虻(あぶ)よりも別の「モノ」と出会いたい。実は、阿蘇から熊本へ向かう途中の、黒川温泉郷の洞窟で「純生」と遭遇した思い出があるからです(笑)。

  なむわ、わたしで、
  あみだは、をやで、
  これがをやこのなむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)