木魚歳時記第4663話

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 恰もこの前々年、東大寺が初めて世親講を大々的に興している事態に鑑(かんが)みて、法然の思慮が学問と世態の上に周到に行き渡っているのがみられる。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1302 

         我はこれ氷魚を食はぬ男なり

 「ボクの細道]好きな俳句(2400) 野見山朱鳥さん。「秋風よ菓子をくれたる飛騨の子よ」(朱鳥) 子どもに菓子をもらった! でも、飛騨の子だからいいのでしょう。甲斐(かい)とか、信濃(しなの)とか、飛騨(ひだ)とか、その地名で何が起きても「絵」になるから不思議です。地名の魅力というのでしょうか?

邪魔をする人は邪魔をされる
(石川 洋)