木魚歳時記第4652話

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 人の多く集まることは魔縁を生ずるものだととも教えていた法然は、群集心理の危険を知って集団の生活を禁じて、各自の心中に各自の道場を築くように望み、また門弟らの平和を望んで遺産が争いの種となることをおそれたのである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1291

         何事もどこも変らぬ大晦日

 「ボクの細道]好きな俳句(2389) 「ボクの細道]好きな俳句(2389) 田中裕明さん。「空へゆく階段のなし稲の花」(裕明) 裕明さんの代表作です。作者(早世)の辞世の俳句と受けとめました。そこで、知らなかった稲の花を、ネットで検索し、それを眺め、田中裕明さんを偲びました。田中裕明さんはボクの好きな俳人の一人です。この一年『木魚歳時記』を閲覧いただきありがとうございました。

なんのこっちゃ
丸裸
(石川 洋)