木魚歳時記第4549話  

f:id:mokugyo-sin:20210918063457j:plain

 浄土に入らせなば、妻子を導き召すも御意のままにこそ、としきりに鐘打ち鳴らし称名を勧めると、維盛も西に向かって手を合わせ、高声(こうしょう)念仏百遍ばかり、南無と唱える声もろともに飛び入って、春の海の渦巻きとなった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1190

         再起動しばし待てとや今朝の秋

 「ボクの細道]好きな俳句(2288) 安住 敦さん。「啓蟄の庭とも畠ともつかず」(敦) さて、「今夜のコンパ、パンツ履いて行かない」。地下鉄での、女子学生の会話でした(仰天)。もう20年も昔の話です。そういえば、最近は<すててこ>のことを男性用<下履き>と呼ぶそうです(汗)。俳句に<すててこ>(夏季)が使われることも少ない。嗚呼。

苦労をしたことがない人は
自分のことを先にしたが
(石川 洋