木魚歳時記第4354話

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 しかし、誰かは知ろう、清盛の決意は中宮を連れ戻しに来たというような、そんなナマやさしいものではなく、天下の政権を掌中に収めようというのであった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)1004

    爺さんに貢ぐ癖あり三十三才  三十三才(みそさざい)

 「ボクの細道]好きな俳句(2094) 波多野爽波さん。「忌籠の家の竹馬見えてをり」(爽波) 「忌籠」(きろう)とは? 忌中のことでしょうか。忌中の家に子どもの竹馬が立てかけてある。さて、「ホッホッホー」の笑い方は世界共通語だそうです。「ガハハハー」は、大阪おばちゃんお得意の笑いです? それはともかく、笑いは世界を幸せにします。

  わすれても、じひ(慈悲)にてらされ、
  なむあみだぶつ。
  『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)


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