「おばあさんお幾つにおなりですか」
「さ、わたしおととし本卦還(おんけがえ)りでしたろうか」
(佐藤春夫『極楽から来た』)820
熊蜂の尻のあたりに花粉症
「ボクの細道]好きな俳句(1903) 鈴木六林男さん。「月の出や死んだ者らと死者を待つ」(六林男) おそらく戦争体験の作品でしょうか? このところ、ボクのご紹介する俳句作品は、ボクが触発される(刺激的)作品か、さもなければわかりやすくて楽しい作品(口語調の自然詠)の両極端に分かる傾向があります。ひいては、引用の作者・作品に重複も生じますが、ご寛容ください。
けさのぶつ、わしのこころに、ひびきわらうぞ。
わしのこころが、ぶつによばれて、ぶつをきく。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)