その年の盆の十五日、船岡野には法に捧げて身を焼いた上人を讃嘆して、上下群衆を成して見たと評判が高い、衆生はこのとおり道を求めて焦心している。
(佐藤春夫『極楽から来た』)806
母さんの尻につかまり草団子
「ボクの細道]好きな俳句(1888) 野見山朱鳥さん。「雉子鳴いて冬はしづかに軽井沢」(朱鳥) また「やはらかき母にぶつかる蚊帳の中」(今井 聖)。一瞬、ドキドキする作品です。さてボクには、そえぞれ6歳離れた姉と弟があります。この年齢の違いから、結果、ボクは、子どものころから、母(おふくろ)を独占できました。草団子のように、いつも母にひっついて歩いていました(汗)。
だいひのをやわ、ふしぎなをやよ、
わしのもをねん(妄念)、しらするをやよ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)