(三)後白河院は人なっこく、ほれっぽい性格のお方で、人が好きになりはじめると見さかいもなく相手に熱中した。一たび法然の温容に接して、もう一度彼を見たいと思し召された。
(佐藤春夫『極楽から来た』)771
温かい「おひつ」のごはん雪催 雪催(ゆきもよひ)
「ボクの細道]好きな俳句(1852) 今井千鶴子さん。「ミッキーの風船まるい耳ふたつ」(千鶴子) こんな絵本みたいな俳句好きです。散文調大好き。口語俳句大好き。定型、韻律、詩情、俳句の伝統もすべて大事ですが・・年齢を重ねると「楽しい」のが良いようです。「しんきくさい」。「むつかしい」俳句は、もう、卒業したいと思います。
わたしや、しゃわせ。
わしのこころい(へ)、上ど(浄土)もろをて、
ごおんうれしや、なむあみだぶつ。
なむあみだぶつと、つろて(一緒に)よろこぶ。
『定本 妙好人 才一の歌』(楠恭編)