当然に山門は再び不穏となった。上皇は福原に居た清盛を急遽召し、この機に両者の傷つくのを期待して、山門の討伐を命じた。しかしその手に乗る清盛ではない。彼は明雲とは相提携していたし、山門と戦う事の不利は百も承知している。病中と称して院の命には…
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