実定は彼女が都に帰ったのを知ると、人には遅れじと直(す)ぐさまわたりをつけて、
みやこをば旅の空とや思ふらむ不破の関路にこころ止まりて
怨じ顔にいってやると、
(佐藤春夫『極楽から来た』)641
フロントを鋭角に切る鬼やんま
「ボクの細道]好きな俳句(1714) 与謝蕪村さん。「鳥羽殿へ五六騎急ぐ野分かな」(蕪村) 『極楽から来た』(佐藤春夫)みたいです(笑)
人は心を用いるべきである
食を少なくわきまえると
それにより苦痛も少なくなる
ほどほどに消耗して寿命を保つ(ブッダ)
蝶(ちょう)1 二つ折りの恋文が花の番地を捜している。