(四)源氏の嫡流として老いた頼政には、さすがに堂々たる貫禄はあった、しかし決して高雅優美な男ぶりとはいえなかったろう。
(佐藤春夫『極楽から来た』)649
老僧は密かに田亀飼っていた
「ボクの細道]好きな俳句(1722) 与謝蕪村さん。「河豚汁のわれ生きている寝ざめ哉」(蕪村) 河豚汁(ふぐじる)のゾウウスイはうまい。
身体を思い 無常を思い
戒と布施の功徳を思い
空(くう)・無願・無相について
昼夜これを思うべきである(ブッダ)
蟋蟀(こおろぎ)5 彼は家の中に入って戸を閉める。 永い間、手のこんだ錠前へ鍵を突っ込んでみる。