木魚歳時記 第3974話

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(四)源氏の嫡流として老いた頼政には、さすがに堂々たる貫禄はあった、しかし決して高雅優美な男ぶりとはいえなかったろう。
(佐藤春夫『極楽から来た』)649

       老僧は密かに田亀飼っていた

「ボクの細道]好きな俳句(1722) 与謝蕪村さん。「河豚汁のわれ生きている寝ざめ哉」(蕪村) 河豚汁(ふぐじる)のゾウウスイはうまい。
       
       身体を思い 無常を思い
       戒と布施の功徳を思い
       空(くう)・無願・無相について
       昼夜これを思うべきである(ブッダ)

  蟋蟀(こおろぎ)5 彼は家の中に入って戸を閉める。 永い間、手のこんだ錠前へ鍵を突っ込んでみる。